「打楽器奏者 加藤訓子演奏会」

打楽器奏者 加藤訓子演奏会

HAKUJU HALL(白寿ホール)での演奏会へ。現代音楽あり、バッハのコラールありとバラエティに富み、打楽器の可能性の広さを感じました。三夜連続の初日。

リンク集

CLASSICA - What's New!: 低気圧vs自分
http://www.classicajapan.com/wn/archives/001293.html
クラシカルミュージシャン ! \"空気\"をつかむ 〜加藤訓子演奏会から
http://blog.goo.ne.jp/strausstp/e/c39c391a7d9fbe5348182ebcc82051a5
森田ヒロ: 加藤訓子さん
http://japorhythm.spaces.live.com/Blog/cns!3A03C42A550D0214!201.entry

asahi.com:楽器が消える?「打楽器奏者加藤訓子演奏会」 - 音楽 - 文化芸能
http://www.asahi.com/culture/music/TKY200612180174.html

楽器が消える?「打楽器奏者加藤訓子演奏会」
2006年12月18日

 26〜28日の3日間、東京・代々木八幡のHakuju Hallで宮城聰演出の「打楽器奏者 加藤訓子(くにこ)演奏会」が開かれる。ストーリーも舞台装置もないが、普通の演奏会とどこが違うのか――。
写真

加藤訓子=東京都内のけいこ場で

 「舞台転換して楽器を並べ替えるのが煩わしいので『1曲ごとに楽器がどんどん消えていったらいいのに』と言ったら、宮城さんが『あ、それいいね』と」

 打楽器の演奏会では曲目ごとに違う楽器を使うことが多い。今回はクセナキス作曲「ルボン」の1曲だけでも大太鼓、コンガ、ボンゴ、ウッドブロックなど8種類。全体で30〜40種類を駆使する。宮城の演出は煩雑さを逆手にとった。楽器で埋め尽くされた舞台から楽器が一つずつ減り、たたき続ける加藤の身体だけが残る。

 宮城と加藤のコンビは05年にジェームズ・ウッド作曲のミュージックシアター「浄土」を共同制作。同年12月には静岡舞台芸術センターで、今回と同じ趣向の演奏会を開いた。

 「宮城さんの演出は、音楽があるべき姿を第一に考えている。私はただ演奏に集中するだけ。聴いて、見て楽しめる打楽器の魅力を知ってほしい」

 ほかにハビエル・アルバレス「テマスカル」、J・S・バッハと権代敦彦の「主よ我らここに集いて」ほか。3日とも午後7時。5000円。前売り4000円。問い合わせは電話03・5478・8700(会場)。