堀米ゆず子さん演奏会

堀米ゆず子さんの東京文化会館小ホールでのヴァイオリン演奏会へ行って来ました。よかったです。
ホール内の席は最前列正面に座ったのですが、ヴァイオリンの音色の迫力が違いました。堀米さんのヴァイオリンの音色自体が私の好みなのですが、それでもやっぱり演奏会はよかったです。

曲目

以下、アンコール曲
1. チャイコフスキー『感傷的なワルツ』
2. サラサーテチゴイネルワイゼン
3. ドヴォルザーク『ユモレスク』

開場する前に列に並んで待っていたときに、東京文化会館の方?が「今回の演奏会は今年1,2のオススメです」なんてうれしがらせることをおっしゃって下さったので、ただでさえ堀米さんの演奏を聴けるとあって顔がゆるんでいたのに、さらに顔がゆるんでニッコニコになってしまいました。

演奏会をして下さった会場が大きいホールではなく小さいホールだったため、こじんまりとした一体感のある空間ができたのだと思います。本当によかったです。

ピアノの野平一郎氏とも「あうんの呼吸」が伝わるような、お互いの息のあった演奏でした。

開演前にロビーに今回の演奏会はCD化されますので、という注意書きがあって緊張したのですが、変なマナーの悪いお客さんもおらずいい演奏会でした。
堀米さんのCDが最近出ていないので新しいCDが出るらしいのは楽しみです。
でもCDよりも生の演奏会の方が迫力が違うので機会があれば演奏会に行かれた方がいいと思います。

終演後、堀米さんがロビーに出て来て下さっていたのですが、サインをお願いしたり、話しかけるなどのことはおそれおおくてできず、心の中で今日の演奏会の感謝を伝えるにとどめ帰りました。

今回の演奏会も前回別の方のヴァイオリン演奏会でのチラシで知りました。そのヴァイオリン演奏会に行ってチラシをもらっていなければ今日の堀米ゆず子さんの演奏会のことも気が付かなかったと思います。まさに一期一会です。感謝。

東京文化会館 公演情報
http://t-bunka.jp/hall/200609_s/200609_s_04.html

堀米ゆず子 ヴァイオリン・ワークス
開催日程 9月22日(金)19:00開演
出演 堀米ゆず子(Vn)  野平一郎(Pf)
曲目
ドヴォルザーク:ヴァイオリンソナタ イ長調 op.57
望月 京:委嘱世界初演
シューベルト:ファンタジー ハ長調 D934 op.159 他

モルト・カンタービレ 〜ヴァイオリン名曲集 / 堀米ゆず子

モルト・カンタービレ ~ヴァイオリン名曲集 / 堀米ゆず子
1. シャコンヌ ト短調~アウアー版(ヴィターリ)
2. ヴァイオリン・ソナタ ホ短調~メヌエットとガヴォット(ヴェラチーニ~サルモン編)
3. タンブラン(ルクレール~クライスラー編)
4. G線上のアリア(バッハ~ヴィルヘルミ編)
5. ベートーヴェンの主題によるロンディーノ(クライスラー)
6. カンタービレ ニ長調op.17(パガニーニ)
7. ハバネラ形式の小品(ラヴェル)
8. ヴァイオリンとピアノのためのソナタ(ドビュッシー)
9. スペイン舞曲集op.37~アンダルーサ(グラナドス~クライスラー編)
10. スペイン舞曲(ファリャ~同)
11. 感傷的なワルツ(チャイコフスキー)
12. ツィゴイネルワイゼン(サラサーテ)

今度、堀米ゆず子さんがピアノ、チェロの方とトリオでベートーベンの『大公』を演奏するのですが、会場が遠いため断念。残念。

演奏会の感想のリンク集

ヴァイオリン・コンサート nachacoの日記/ウェブリブログ
http://nachaco.at.webry.info/200609/article_10.html
新☆もこほじゃほろみ日記:堀米ゆず子 ヴァイオリン・ワークス
http://blog.goo.ne.jp/schiffberg/e/c00b7c0062498196489f5f32608750d7

小山実稚恵 ピアノ・トリオ 夢の響演:公演詳細情報
http://www.saf.or.jp/p_calendar/geijyutu/2006/m1203.html

 恒例となった彩の国さいたま芸術劇場での小山実稚恵さんのピアノ・リサイタル。非常に好評だった平成18年2月のピアノ・リサイタルに引き続き、小山実稚恵さんのピアノを楽しむことができます。
 今回は、チェロの堤剛さん、ヴァイオリンの堀米ゆず子さんと、当劇場では約4年ぶりとなる夢の競演。常に挑戦し続ける彼女のピアノとともに、“華麗なる音の響演”を満喫できることは、間違いないでしょう。ピアノ・リサイタルとは、また違った演奏をお楽しみください。